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不妊症

近年、不妊治療を行う人は増加傾向で、

「夫婦の6組に1組が不妊に悩んでいる」と言われています。

(第15回出生動向調査(2015年))

西洋医学における不妊治療では、

タイミング療法、人工授精、体外受精が行われています。

当院では、現代人に合った中医学の考えに基づき、不妊症に対する施術を行っています。

不妊症の本当の原因

現代における、不妊症の原因は

ストレスや運動不足による「瘀血」や、

食べ過ぎ呑みすぎによる痰湿」や「湿熱」です。

虚実でいうと、

「余計なものが詰まっている、

過剰になっている」状態の実証

一方で、他の鍼灸や漢方では、

「栄養不足、エネルギーが弱い」状態の

虚証が原因だ

 

という昔の時代の考えのまま、治療が行われているのが実情です。

ですが、実際、

現代人の90%以上は

虚証ではなく実証です。

捉え方が正反対なので、

治療法も正反対になります。

現代人に合わせた状態の捉え方、

治療を行えば、もっと良い結果が得られます。

​真逆の治療

従来の鍼灸治療や漢方処方では、

不妊症の原因は、

エネルギー不足の虚証」であり、

足りない力を補う事で、解消するという考えでした。

「温める力がなくてお腹が冷えている」

「力が不足して卵子・精子の元気がない」等。

​大抵は、気血を補う鍼をしたり、

お灸で温めたり、補う漢方薬を処方されます。

しかし、その考え方は

現代人に合っておらず、

お灸をすればするほど、

漢方を飲めば飲むほど、

かえって悪化させてしまいます。

​※「漢方薬は副作用がない」と思われる事もあるようですが、

合わない処方はかえって悪化させます。

しかも、現代人に合う漢方薬は現状では、ほとんどありません。

現代人に合った治療

現代は、食べ物が十分に食べられずに

栄養不足になる事は、ほぼありません。

むしろ、食べ過ぎ、呑みすぎで

生活習慣病に代表されるような、

過剰摂取が問題で病気になる事が多いです。

また、車や電車、技術の発達で

機械が大部分をやってくれるので運動不足も問題です。

 

さらに、「ストレス社会」というように

いつも強いストレスを感じています。

そういった生活の結果、現代人のほとんどは

「摂りすぎて余計なものが詰まっている、

過剰になっている」実証になります。

不妊症も、

下腹部に余計なものが詰まったり、

過剰に溜まっていることで、

本来の機能が発揮できず、不妊になります。

女性に多い

⇒ストレスや運動不足による「瘀血」

 

男性に多い

⇒食べ過ぎ呑みすぎによる「湿熱」「痰湿」

詰まったり、溢れかえっている所を

お灸や漢方で補ったら、

余計に詰まって悪化します。

鍼も補法の鍼ではなく、

瀉法の鍼をする必要があります。

 

治療は、

その詰まりを取ってあげれば良いのです。

お腹にある「中極」「子宮穴」のツボに

1,2本の瀉法の鍼をするだけでも良いです。

丁寧にやるなら、湿熱の場合は「陰陵泉」、

瘀血の場合は「三陰交」「太衝」「曲泉」「内関」などをプラスすると良いでしょう。

1回の治療で解消する事もあり、

2~3回で大体の場合、解消します。

30歳を過ぎると、

段々と可能性は低くなってきますが、

40歳程度までは可能性があるでしょう。

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