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[リハビリと針治療の比較]

骨折や捻挫の治療で、長期間、ギブス等で固定すると、筋肉や腱が固まって、リハビリの効果が出にくくなり、運動制限が後遺症として残ることがある。リハビリは、筋肉や腱の硬くなったところや痛みがある反応点をマッサージして解すようにする。筋肉やの反応点を、かなり強めに刺激するので、相当痛い。やらないより、やった方がよいが、痛い割には、目に見えるような効果は感じられない。
 また、脳梗塞の後遺症による半身麻痺は脳に問題がある。にも関わらず、手足のマッサージをしても、効果的な治療ができるわけがない。
 病院で採用されている半身麻痺のリハビリは、担当している人は熱心にやつてくれるが、痛いばかりで効果が薄い治療法である。
 骨折等のリハビリは、数ヶ月かかる場合があるが、経絡やツボを使って行う針治療なら、数回の治療で治癒する可能性がある。また、深いところの筋肉や腱が固まっている場合は、表面上のマッサージでは効きにくい。針治療なら深いところの筋腱の治療ができるので治療効果がよく、後遺症も残りにくい。針が嫌な人は、ツボと経絡に、あんま、指圧、マッサージを行えば、短期間での、気持ち良い治療で治癒する。
 脳梗塞の治療は、発症から、数カ月以内であれば、脳の血管障害を起こした部位に対して鍼治療を行うと、初回の治療で、車椅子でやって来た患者さんが自分で車椅子を押して帰えれるようになる。
 半身麻痺になった患者さんにとつては、一生、半身麻痺のままで暮らしてゆくのか、1〜2回の針治療で、その後、元気で暮らしてゆくのかを選ぶことになる。不思議なことに、大半の人は、半身麻痺の人生の方を選ぶ。理由は単純である。ここに書かれていることを見つけられなかったか、見ても信じなかったかである。見つけて、信じてやって来る人は、宝くじで一等賞を当てる確率よりも低い。それでも、運良くやって来る人も出る。その人は、車椅子を自分で押して帰れるようになる。
 病院が針治療を採用した場合は、患者さんは、数日間の入院で、車椅子に乗らずに歩いて退院できるようになります。

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