漢方薬は
飲まない方が良い!?

「漢方薬は副作用がない」

「ゆっくり効くから長く飲まないと効かない」

「体に優しく害がない」など・・

そんな話を聞いた事はありませんか?

ですが、本当はそんな事はありません。

体質や症状にあっていなければ、

むしろ悪化することさえあります。

合わない漢方を長く飲んだ為に、

体のバランスがおかしくなってしまう場合も…。

そういったケースが山ほどあります。

 

けれど、なぜか、

「漢方は副作用がない」という概念が

​広まってしまっています。

「漢方外来や漢方専門の薬局で

出してもらったから

大丈夫だろう。」

と、思う方もいるかもしれません。

ですが、、残念ながらそうであっても

処方が間違っている事がほとんどなのです。

なぜなら、

日本には漢方を専門に勉強する学校や

資格制度がありません。

不思議なことです。

日本の医師は西洋医学の勉強はしていても、

漢方薬の勉強を深くしていないので、

素人同然です。

講習などで、少し、かじった程度です。

​なのに、なぜ漢方を処方できるのでしょう?

日本で販売されている漢方薬で

​現代人に合うものはありません。

漢方薬の問題点

最初に言っておくと、

もちろんぴったりその人に合った漢方薬は

とても良く効きますし、裏目にでる事はありません。

ですが、合っていなければ、、

色々と問題が起こる、という事です。

漢方薬はいくつかの生薬の組み合わせで出来ています。

それぞれの生薬には固有の働きがあります。

漢方を処方する場合は、

どんな「証」なのか?を見極める事が重要。

「証」というのは、

どんな状態かを示す中医学的な診断の事です。

症状の出方や、舌診、脈診などを元に「証」をたてます。

同じ頭痛だったとしても原因は様々。

何が原因で、

どのようにして、頭痛が起こっているのか?

それを表しているのが「証」であり、

​原因に対して治療方針が決まります。

では、、日本でよく販売されている漢方薬は

どのような原因に対する処方なのか?

というと、ほとんどが「虚証」に対するものです。

虚証」は栄養不足、エネルギー不足の状態。

その不足を漢方薬で補って、改善しよう

というものです。

ところが、現代は

虚証の人はほとんどいません。

90%以上は実証です。

 

実証に対して、補法の漢方薬で補うと

余計に詰まって悪化してしまいます。

ただ、漢方薬は古くから使われてきて、

昔の栄養不良の人には合っていてよく効いた、

という事があった為、

それをずーっと変わらず使ってしまっているのです。

現代人に合った漢方薬があれば良いのですが、

残念ながら、ぴったり合うものは中々なく、

飲まない方が良い。というのが現状です。

実証に対する漢方薬もある?

実証に対する瀉法の漢方薬として

配合されている物もあるのですが、

​実際には、

温めて血流を良くして、流す>

力をつけて余分な水を排出する>

というように、流すために、

温めたり、補ったりするものがあります。

流してくれる作用もあるけれど、

トータルで見ると、

温める事が裏目に出てしまう事も多く、

​ぴったり合うとはいえません。

昔から続いてきたものをそのまま使うのではなく、

​今に見合った捉え方、処方の仕方が必要です。